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Eco-design Policy 13

1.機能・部品点数の削減

シンプルな機能の商品は壊れにくく修理し易い。

複合化商品は一部が壊れても全体が使えなくなるリスクが高い。

素材の単純化も同様である。複合素材、コーティング、塗装、印刷などはリサイクルを困難にする。

表面処理が必要な場合は、自然、生分解性の塗料、インクなどが推奨される。
2.ユニット×システム化

それぞれの機能を司る部位のユニット化を図り、一部が壊れあるいは陳腐化してもそのユニットのみ修理、交換すれば全体は継続して使用できるトータルなシステム化を図る。
3.企画・標準・共用化

ビデオテープ、DVDなど映像、音声、データ等の記憶メディアは企画を統一し、複数のメーカーの機器で共通に使うことによりメディア、ハード双方の寿命を長くする。

また、共通部品化は商品のバリエーションを増やしても新たな開発や金型、設備などがセーブでき、素材、エネルギーの節約になる。
4.ローテク化

電気真空ポットはローテク化により、使用中に継続して使用されるエネルギーをなくした。

バンドヒーター+断熱材は継続してエネルギーが消費される。ハイテク化は電子回路など素材のリサイクルが困難になる。
5.エネルギー効率の向上

インバーター技術によりエアコンのエネルギーロスを低減する。

ハイブリッド・エンジンによる低燃費の実現など、製品の継続的な使用に対するエネルギーの節約にはハイテク化が有効である。
7. リユース、リチャージ

文房具、洗剤、バッテリーなど基本パッケージを使用し、詰め替えて使えば2個目以降の材料は確実に減らすことができる。食品の量り売りなども同様である。
8.分解容易性

複数の部品で構成される製品は廃棄の際、容易に分解でき、再資源化し易くすることが求められる。
9.エコ素材、リサイクル素材の活用

リサイクル素材を許容するデザイン、カラーを採用し、その用途拡大につとめる。

近年流行の透明部品はバージン素材を使用しリサイクル・プラスティックの用途拡大に繋がらない。

また自然素材、生分解性プラスチックの使用など考慮する。
10.ソフト化、サービス化

生活提案などソフト面を充実させるのも大切。

テクノロジーが変遷してもニーズの本質は大きく変わらないことが多く、製品の基本は変えずに済む。製品を使用する過程で楽しみ、癒され、知的欲求が満たされるデザインが求められる。
11.ネットワーク化

MP3プレーヤーはインターネットによる配信サービスによりメディア必要としない。

衛星カラオケも同様である。

手紙からEmailに切り替える。

在宅オフィスにより、通勤のエネルギーを低減する。

ITSにより渋滞を緩和し物流の環境負荷低減を図るなど、コンピュータ・ネットワークを利用し環境負荷を低減する。

12.エコインターフェイス

適切なアフォーダンスを提供し、ユーザーが自然な振る舞いを通じて商品を使用し、エコロジーな生活に導くデザインが望まれる。

そのためには下記のインターフェイスを形成する。

1. 知らせる(理解) 機器などを使用することによる環境影響を示す。

2. 気づかせる(認知) 視覚聴覚などの五感を通して環境配慮行動を促す。

3. 単純・省略化する a. 身体的適合性/身体的な苦痛や疲労を軽減する。 b. 心理的適合性/操作などを覚えなくてもよい。

4. 気にさせる(新和) メタファ(隠喩)などを活用して環境配慮行動を誘発させる。

5. 参加させる(達成) エコロジカルなライフスタイルへの興味を湧かせ、体験を通してハッピーになる価値意識、哲学を形成する。

13.感性機能の持続するスタイル

需要喚起のためのモデルチェンジ、刺激的なスタイルは感性価値の急激な低下を招き、商品のライフサイクルを短命化する。

シンプルで普遍的というだけでなく、人間のエモーショナルな感性を刺激し、好感を得るデザインは長く愛される。

製品機能と感性機能のバランス良く持続することが望ましい。

さらには機能を果たさなくなっても感性機能のみで存続し続けることすら可能である。
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